1号艇の直近平均STが0.22秒以上だと?1着率を過去1年で検証
検証の結論
直近平均STが0.22秒以上だった1号艇の1着率は35.5%でした。同じ集計条件の全体55.3%より低い一方、これだけで次のレースの結果を決めつけることはできません。
集計結果
| 条件 | 対象R | 1着R | 1着率 |
|---|---|---|---|
| 集計対象全体 | 53,159 | 29,422 | 55.3% |
| 直近平均ST 0.22秒以上 | 1,902 | 675 | 35.5% |
| 直近平均ST 0.22秒未満 | 51,257 | 28,747 | 56.1% |
1着率=1号艇が単勝の払戻対象となったレース数 ÷ 対象レース数 × 100。小数第1位に丸めています。1号艇は枠番であり、実際の進入コースを1コースに限定した集計ではありません。
使っているSTはレース前に分かる過去の平均
ここでの直近平均STは、保存データの定義に基づく過去10有効出走の平均スタートタイミングです。当該レースで実際に記録されたSTを使って結果を後から説明しているわけではありません。
同じ平均0.22秒でも、毎回近い値だったのか、一度の遅いスタートに引っ張られたのかは、この平均値だけでは区別できません。また、現在の展示STや今節平均STとは別の項目です。
全体との比較と、条件外との比較を分ける
0.22秒以上は1,902R、そのうち1号艇の1着は675Rです。条件外の0.22秒未満は51,257R中28,747Rで、1着率56.1%でした。全体55.3%には、0.22秒以上のレースも含まれます。
そのため、「全体」と「0.22秒以上」は互いに独立した2集団ではありません。条件の有無を直接比較したいときは、表の0.22秒以上と0.22秒未満を使います。
0.22秒を境に必ず変わるわけではない
この検証は、Xで取り上げた0.22秒という条件を再確認したものです。最適な境界を証明したものでも、STの遅さが単独で1着率を下げたと証明したものでもありません。級別や開催場の偏りが関係する可能性があります。
次の検証では、級別を固定した比較や、別期間で同じ傾向が続くかを確認するのが自然です。細かい条件を足して都合のよい結果だけを選ぶと、過去データに合わせすぎる危険があるため注意が必要です。
集計条件と出典
- 期間
- 2025年8月11日〜2026年8月10日(365日)
- データ
- BOAT FACTOR保存の公式番組・結果データ。取得対象55,212Rから条件を揃えて53,159Rを集計。
- 除外
- 中止、いずれかの艇に返還があるレース、単勝払戻が欠損したレース。必要な級別・ST・展示順位が欠損する場合も該当集計から除外。
- 検証の範囲
- 級別・場・選手構成などの影響を調整していない単純集計。因果関係や将来の予測精度を示すものではありません。
元データ:BOAT RACE公式・データダウンロード。独自に整理・集計したもので、公式サイトによる評価・推奨ではありません。
X用画像との違い
元のX用画像では55,212R・該当1,945Rを示し、55.6%から35.3%、20.3ポイント低下と紹介していました。本記事は返還のあるレースなどを除く共通条件で再集計したため、対象件数と数値が異なります。
気になる条件を、自分でも確かめる。
ロジック作成で1号艇のスタートに関する条件を指定し、対象件数と結果を比較できます。記事の集計は保存時点のデータで固定しているため、現在のツールの取得期間や除外条件によって結果は異なります。
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