低モーターのA1と好モーターのA2、インならどちら?4,127Rで比較
全国勝率6点台のインで、A1級×低モーターとA2級×好モーターを比較。勝率帯の分布を揃えると1着率はほぼ同じでした。

この記事の内容
検証の結論
全国勝率6.00〜6.49では低モーターのA1級67.7%・好モーターのA2級66.7%、6.50〜6.99では71.1%・70.9%でした。0.1点刻みで分布を揃えると両群とも小数第1位で69.3%。今回の条件では近い結果ですが、能力が同等と証明したものではありません。

集計結果
| 全国勝率 | 比較群 | 対象レース | 1着回数 | 1着率 |
|---|---|---|---|---|
| 6.00–6.49 | A1級・低モーター | 1,300 | 880 | 67.7% |
| 6.00–6.49 | A2級・好モーター | 793 | 529 | 66.7% |
| 6.50–6.99 | A1級・低モーター | 1,800 | 1,280 | 71.1% |
| 6.50–6.99 | A2級・好モーター | 234 | 166 | 70.9% |
低モーター=出走表のモーター2連率が0%より大きく30%未満。好モーター=40%以上。30%以上40%未満はこの比較に含めません。
表示値の差は1.0ポイントと0.2ポイント。6.50〜6.99のA2級は234Rと、他の群より対象件数が少なくなっています。
選手の級別と機力、どちらを優先するか
A1級だから安心できるのか、それともモーター成績の良いA2級を評価するのか。今回は全国勝率6点台のインに条件を絞り、級別とモーター2連率の組み合わせを比較しました。単純に全A1級と全A2級を比べた結果ではありません。
元の級別比較16,306Rから、モーター2連率が0%より大きい15,635Rを確認し、A1級×30%未満とA2級×40%以上の4,127Rを抽出しています。低・好という呼び方は、この統計上の区分を指します。当日の実際の機力を直接測定した値ではありません。
全国勝率の構成を揃えると、差は約0.06ポイント
全国勝率を0.1点刻みに分け、両群の合計レース数を共通の重みとして調整すると、低モーターのA1級は69.306%、好モーターのA2級は69.246%でした。小数第1位なら、いずれも69.3%です。
各0.1点区分で両群とも20R以上あることを確認しています。ただし、点推定が近いことと統計的な同等性が証明されることは別です。今回、同等性検定は行っていません。
「級別かモーターか」の二択で決めない
モーター2連率には過去に使用した選手や対戦条件なども反映されます。また、今回の比較は選手やモーターを無作為に割り当てた実験ではなく、級別と機力の寄与を分離するものではありません。
「A1級だから優先」「40%以上のモーターだからA2級でも優先」と決めつけるより、進入や相手関係まで確認する余地がある結果です。対象は実際に1コースへ入った1号艇であり、レース前の進入予測の精度や舟券の回収率は検証していません。
集計条件と出典
- 集計期間
- 2025年8月11日〜2026年8月10日(365日)
- 共通条件
- 公式番組・結果を正規化した保存データ55,212Rを使用。中止・3連単不成立・返還艇のあるレースを除外し、出走時の全国勝率が6.00以上7.00未満のA1級・A2級、かつ1号艇が実際に1コースへ入ったレースを対象にしました。
- モーター条件
- 出走表のモーター2連率が0%以下・欠損のレースを除外。A1級は30%未満、A2級は40%以上を抽出。モーター番号別の当日の機力評価ではありません。
- 調整方法
- 全国勝率0.1点刻みで両群が各20R以上ある区分を採用し、両群合計件数を共通の重みとして加重平均。今回の採用対象は4,127R。
- 確認範囲
- 保存対象明細から4区分の件数・勝利数・調整値を再計算し、保存番組・結果の級別・全国勝率・モーター2連率・1着判定と照合。実際の進入コースによる対象選定は元分析を使用しています。
BOAT FACTOR保存の公式番組・競走成績と、元分析の対象明細・集計コードを使用しています。 出典:BOAT RACE公式データダウンロード。
条件と件数を揃えて比較する
全国24場の号艇別1着率、決まり手別の相手艇も確認できます。各記事で集計期間・除外条件が異なります。
関連テーマ:全国勝率6点台のA1・A2|1コース成績を比較 / 選手の実力か、モーターか?艇番別に比較
分析ツールでは条件ごとの件数と成績を比較できます。この記事のランキングをそのまま再現する専用機能ではなく、期間や条件によって結果は異なります。
登録せずに分析ツールを開く →データ確認日: